04 Mar 35年目のラブレター 鶴瓶はなかなかの演技派
鶴瓶とはだいたい同年代で、同じ頃、京都のそれぞれの大学に通っていました。ラジオ番組か何かですでに有名人で、デブでアフロの髪。なんや暑苦しいやつが出てきよったなと思いました。それからすぐシドニーに住むことになり、気の遠くなるような年月が過ぎました。そして気がつくと、鶴瓶はテレビ界の大御所になり、俳優としてもなかなかイケることを証明してるんですね。風貌も、禿げてしまいデブは変わりないですが、なかなか味のある顔に変貌しています。大袈裟に言うとペーソスのある顔です。この顔は演技する際、生きるんです。そしてこういう映画にピッタリです。実話とのことですが、貧しくて学校へ行けず、読み書きのできない60代の男が、妻にラブレターを書こうと一念発起して、夜学に通い実現する話。妻役に原田知世。彼らの若い時代を重岡大毅、上白石萌音が溌剌とした演技で鶴瓶たちにバトンタッチ。鶴瓶の「おとうおと(サユリ様と共演)」、「デイアドクター」も見てますが、鶴瓶の演技はどれも一種の哀しみがあり、心を打つんですね。暑苦しい奴と思ってた人が、年月を経てなかなかの演技派に生まれ変わっていて立派。原田が若すぎると思いましたが、もうごちゃごちゃ言うのはやめます。
75点
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